コミニュケーション研修 実践事例
製造業K社実践事例
製造業K社の技術職には、営業職のようにコミュニケーション・スキルについて研修する機会がなかった。技術職には、比較的コミュニケーションを苦手としている社員が多く、商談や会議、上司とのコミュニケーションに困っていた。
ご担当者との綿密な打ち合わせの結果、自己変革とコミュニケーション能力の向上を大目標にしながら、個々の参加者のニーズに応じた研修になるよう以下のように進めた。
ニーズ調査は、
@面談によりご担当者の要望を収集する、
A参加者に「研修ニーズに関するアンケート」に記入してもらう、という方法で行ないました。
その結果から、以下のような問題点が判明しました。
- 参加者は、コミュニケーションに対する苦手意識が強く、自分から積極的にコミュニケーションがとれていない。
- 参加者は、相手の真意を汲み取る「聴く力」、自分の意見をわかりやすく「話す力」に欠けていて、効果的に意思疎通を図れていない。
- 参加者は、上司や苦手な人に対して、非主張的になって自分の意見や気持ちを率直に伝えられていない。
●技術職が、自分自身の行動傾向やコミュニケーションの取り方に気づき、より効果的にコミュニケーションが図れるようになる。
●周囲との協力関係を築く対人関係力の向上を図る。
- 職場の活性化を図るコミュニケーションを身につける。
- 効果的に意思疎通を図る対話力を身につける。
- わかりやすく説得力のある話し方を身につける。
- 相手を尊重しながら自分自身の伝えたいことを率直に伝える自己表現力を身につける。
契約(Contract)、自我状態(ego state)、ストローク(Stroke)、積極的な聴き方、一般意味論、アサーションスキルを中心にして、コミュニケーション能力を高める研修プランを作りました。
第1日目 | 第2日目 | ||||||||||||||||||
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今回の研修を通して、技術職のコミュニケーション・スキルの向上を図ることができました。
具体的には、今回の研修を通して、参加者の多くがコミュニケーションの基本を理解することができました。
そして、「聴く力」「話す力」を高めることによって、効果的な意思疎通が図れるようになりました。
また、組織全体の視点で見た場合に、管理者の部下とのコミュニケーションに課題があることが浮かび上がってきました。
今回の研修に対する参加者の評価は以下の通りです。1回あたり40名程度 4回に分けて実施。
<評価>
非常に有意義だった 164名 有意義だった 45名
どちらともいえない 1名 あまり参考にならなかった 0名
<参加者のご感想>
今後の業務に活かせる内容ばかりでとっても有意義でした |
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動き出す意志が芽生える内容だった |
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論理的、理論的に説明してもらえたので大変良かった |
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北村先生がまさに実践して講義をしてくれていることがわかった |
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以上